2015年1月1日木曜日

第5回 VMware HA 隔離時の応答アドレス

隔離時の応答アドレスとは、

VMware HAは、ESXiホストがネットワーク的に隔離されてしまった状態にあるのか
サービスコンソールから外部(デフォルトゲートウェイ)にICMP ECHOリクエストを送信し、
応答が得られればネットワーク的に隔離されていない
応答が得られない場合は隔離されている
                 ↓
                隔離時にデフォルトゲートウェイとは別に応答アドレスを指定出来ます

それが、隔離時の応答アドレスです


用途は、デフォルトゲートウェイがVIPであれば可用性は担保されていますが、
VIPでは無い場合、シングルポイントになり、デフォルトゲートウェイに障害が発生すると
VMware HAはESXiホストがネットワークから隔離されたと判断し
VMware HA機能が実行されます(デフォルトは仮想マシン再起動 → サービス影響)



本題ですが、
VMware HA 隔離時の応答アドレスの設定方法は以下の画面遷移で
以下の形式で追加します

オプション        値(IPアドレス)
das.isolationaddress0 10.20.30.40
※注意点は、上記赤字の数字、忘れやすいのでしっかり暗記しましょう



以上が、VMware HA 隔離時の応答アドレスの設定方法です。

参考までに、VMware KBは以下です。
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2076752




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